天神学園高等部の奇怪な面々24
「白目を剥き、流血し、口から泡を噴き、今にも心臓の鼓動が停止しそうな人間の、いまわの際の痙攣する姿…実に興味深い…」

無表情で淡々と語る小岩井。

知らなかった、小岩井にネクロフィリア(屍体愛好)の趣味があったとは…。

恋人はオカルトと言って憚らない大のオカルトマニアの暗子でも、流石にここまで黒い一面を見せられると閉口せざるを得ない。

「まぁ…冗談なんですけれどね…」

「冗談かいっっっっっ!」

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