天神学園高等部の奇怪な面々24
しかも、である。

死神はもう一人いた。

「幽霊なら友達になってあげてもよかったよ?ほら、ゾンビと幽霊って、同じ死人つながりじゃん?一緒に飲みに行ったりしてあげてもよかったんだよ?なのにさぁ…何で死神とか転職する訳ぇ?」

ガッカリだよ、とばかりに頭を掻く柩。

「再就職先が死神て、死神て!ナニソレッ?どこのハロー○ーク行ったらそんなん載ってんの?死神とか」

別に小岩井はハロー○ークに行った訳ではない。

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