ヌード×モデル【密フェチ】
再び目を開けると、目の前に彼の顔があった。そして、彼の指が私の頬に触れていた。
彼に触れられた頬が熱く、見なくても自分の顔が赤くなるのがわかった。
その指が頬を滑り落ち、口紅を塗るように私の唇をなぞっていく。
今度は、体中が熱くなる。
「君の全てを描きたい」
突然発せられた彼の言葉の意味がわからず、私はただ彼の顔を見つめる事しか出来なかった。
キョトンとした私に構わず、彼の指が私のワイシャツのボタンを外していく。
なぜか…私は抵抗する事もなく、その指をじっと見つめていた。
綺麗で、危険な指。
彼の指がホックを外すと、スカートがストンと床に落ちた。
教室で下着姿の私。
「だめ…」
そうやって声を上げたいのに、言葉は喉から飛び出してはくれない。体も固まってしまったように動かなかった。
体の奥からじわじわと熱が込み上げてくる。
「目を閉じて」
彼は私の肩を掴むと、顔をゆっくりと近づけてきた。
私はそっと目をつぶった。