恋。ときどき雨



その夢は、変だったけど

なぜか笑えなくて・・・



ただ、頷くだけだった



『普通って・・・なんだろうね?』



『・・・その人が思う真ん中が

 普通だから・・・

 何でもいいんじゃないのか?』



『・・・なるほど~』



『お前が悪いのって、目?』



『何で?』



『普通の景色見たいって・・・』



『あー、本当に悪いのは、

 ・・・ここかな?』



自分の頭をトントンと指す女の子



『頭?』



『うん。イカレてんじゃない?』



笑ながら話す女の子が寂しそうで・・・



その顔に、どうしようもなく惹かれた



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