恋。ときどき雨
「えっ?ちょっ・・・由姫?」
思いきり走って行って美弥の所に
行くと・・・今にも落ちそうな美弥
「美弥、危ない!」
パシッ!
「何やってんの!?」
「・・・由姫?」
「今、何しようとしたの!?」
首をかしげながら聞く美弥に
問いかける
「ここから、下に落ちる」
な・・・はぁ!?
「また意識失くす気?!」
「同じことすれば、記憶戻るかも」
「みんなが悲しむでしょ!」
正気じゃないでしょ!!
「・・・みんな?」
「そう!みんな!!」
「・・・由姫も?」
「へっ?」
「由姫も、悲しむ?」
「当たり前でしょ!何言ってんの!」