恋。ときどき雨



小さな男の子に話しかけてる美弥



その姿は、

俺に夢を語ってくれた美弥と変わらなくて



本物なのか確かめたくて・・・



ゆっくり、美弥に近づいた



「そっか!叶うといいね!!」



「うん。君もね」



小さな男の子は笑いながら走って行って・・・



俺たち、2人だけになった



「・・・・・・美弥」



震える声で、小さく呟く



ゆっくり振り返る美弥



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