恋。ときどき雨
「うっ・・・・・・!」
「美弥?大丈夫!?」
気持ち悪い
苦しい
吐き気がする
あまりにもオーラが強すぎて・・・
濃度が濃くて・・・
立っているのも、出来ない
「美弥!大丈夫!?」
そう言ってくる由姫は
心配より恨みのオーラが強くて・・・
勝手に体が震えだした
「・・・だい、じょ・・・・・・ぶ・・・!」
「でも・・・・・・」
「由姫ちゃん、邪魔」
「えっ・・・?」
「美弥、自分の部屋どこ?運ぶ」
顔を上げると、千里の後ろに玲奈がいて
心配なんて、少ししかしてなくて
悲しみと嫉妬でオーラが燃えてる