恋。ときどき雨
2章

~恨み、悲しみ~

☆嵐が来る時  美弥side



「おはよー!」



元気な声で挨拶

これ、基本です



「おはよ、美弥」



「・・・・・・はよ」



玄関には、千里と智樹がいた



「あら、おはよう。千里君、智樹君」



母さんが後ろから挨拶する



「「おはようございます」」



この頃の、私たちの日常

『2人が、私の家まで迎えに来る』

なぜだか知らないけど、

ずっとそうしてくれてる



2人はモテる方だから・・・

ばれたらヤバいけど



「美弥ー、今日は早く帰ってきてね」



「はーい、行ってきます!」



いつもと変わらない日常

2人が引っ越してきてから、

ちょうど1か月の今日



嵐が起こるなんて、

予想もしてなかった―。
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