激しく愛して執事様 SWeeT†YeN ss集
ガー(゚Д゚)ーン
「あら、顔文字? 作者が言葉で表現できないからって得意の顔文字使っちゃったじゃない……竜司なんて作者にすら手抜きされる程度のキャラなのよ。
わかったでしょ? 柏原様に騙されたんだわ」
「麗香って辛口だよね」
「真実を教えてあげたんじゃない」
「僕、騙されたんだ……」
「そんな切ない顔して読者様の同情買おうなんて百年はやいわよ。
ほんと、大大大バカね」
僕の目の前には、広がる白い砂浜とエメラルドグリーンの海。
こんなに綺麗な場所なのに……
茉莉果ちゃんは既にアイツの毒牙にかかった後だった。
─────その頃
「みてみて柏原! 可愛いピンクの巻き貝よ! 五センチ以上あるわね」
「お嬢様、どこで手に入れたのですか?」
「ベットサイドに置いてあったわよ?」
「なるほど、ホテルの支配人からのサービスのようです。他にもフルーツが用意されていますよ」
「わーい。なんて良いホテルかしら、これぞバケーション! 私、幸せ!」
おしまい。