激しく愛して執事様 SWeeT†YeN ss集
「そんな法律、私が撤廃するもん! 大統領になってやる!」
彼女は、いやいや、と首を振る。
顎を掴む手に力を込めた。
「政治家を目指しておいでですか……で し た ら! 尚更、英語の勉強をいたしましょう。貴女のご両親も、英語だけは話せますよ?」
事実、あの方達は音楽と英語力"だけ"は世界に通用している。
娘が大統領になりたがっている事を知っているか否かは不明だな。
これは、知らせた方がいいだろうか?