【完】不器用な彼が好きなんです!!
第七章
君と私の気持ち
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ある日の放課後。
「ここに、x=3を代入して……そして計算したら答えがでるの。」
「流石、梨由!!すっげえーわかりやすい!!」
と、秋斗君が私の手を握った。
今は北上家で秋斗君に勉強を教えている。
「……秋斗。梨由に必要以上に触れるな。」
「舜……そんな怒らなくても……」
舜が、「秋斗は危険だ。」とか言って私と秋斗君の様子を監視している。