笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
確かにわたしの
心の中には
いつでも先生がいた

何をしていても
どんな時でも
先生の事が頭から
離れなかった

こんなに好きなのに
叶わない想い

でもそれは自分で選んだ道だから

忘れようとしても
忘れられるわけがない

大好きな先生

時々職員室に行くと
わたしがあげた
マグカップが先生の
机の上に置いてあった

それだけが
救いだったかもしれない

使ってくれている

ただそれだけなのに

毎日先生の顔を
見ていると
時々疲れた表情を
している事があった

寝不足なのかな?
と勝手に思い込んでいた

何でも悪い方向に
考えてしまって
彼女と長電話して
いたんじゃないかとか
勝手に考えている
自分がいた

本当のところは
わからないままだけど

そんな事を冗談で
聞く事さえ
わたしには出来なかった
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