笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
先生にはひたすら
好きを
バレないようにした

もう迷惑はかけたくない

そう思っていたけど
本当は自分が
傷付きたくなかった
だけなのかもしれない

わたしは
逃げているだけなの?

先生に冷たい態度を
した時もあった

でもそんな時は
先生の顔をまともに
見る事も出来なかった

人を好きになる事が
辛い事だって
わかっていた

叶わない恋愛は
ゴールのない迷路
のようだった

わたしの感情は
どこにもぶつけられない
ままだった

それでも、先生は
いつでもわたしの
心の中にいた

いつも離れなかった
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