笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
コンビニに入って
ゼリーの棚に向かう

ゼリーは1個しか
残っていなかった

わたしはがっかりした

『2人で半分こな!』

先生は笑っていた

ゼリーの他に
お菓子を少し買って
コンビニを出る

たくさん買って
ウキウキの気持ちを
連れて先生の家に向かう

嬉しくてたまらなかった

先生と2人で
クリスマスを
過ごせるなんて

だけど、ほんの少し
不安もあった

わたしが先生を
好きだって事
先生はわかっているの?

わかっていて
こんな事をするの?

それなら、こんなに
気を持たせる事は
しないで欲しい

また傷付いて苦しむのはわたしなんだ
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