笑顔の向こう側
~先生とわたしの軌跡~
『わかってるよ』
そう言って、スプーンにゼリーを乗せて
わたしに向ける
何も行動出来ないでいるわたしに
『早く口開けないと
また俺が
食べちゃうぞぉ』
わたしは勇気を出した
【あーん】
とスプーンをくわえた
それから先生は
自分が一口食べて
わたしに一口食べさせてを繰り返した
心臓が高鳴る
『最後の一口な!』
と言って、わたしの口に入れてくれた
『美味しかったな』
また先生は笑っていた
その笑顔が大好き
でも、わたしに
そんな事を
してもいいの?
疑問が駆け巡る
そんな考えを
断ち切って今日は
楽しまなきゃ損なのに
また考えてしまう
また悩んでしまう
そう言って、スプーンにゼリーを乗せて
わたしに向ける
何も行動出来ないでいるわたしに
『早く口開けないと
また俺が
食べちゃうぞぉ』
わたしは勇気を出した
【あーん】
とスプーンをくわえた
それから先生は
自分が一口食べて
わたしに一口食べさせてを繰り返した
心臓が高鳴る
『最後の一口な!』
と言って、わたしの口に入れてくれた
『美味しかったな』
また先生は笑っていた
その笑顔が大好き
でも、わたしに
そんな事を
してもいいの?
疑問が駆け巡る
そんな考えを
断ち切って今日は
楽しまなきゃ損なのに
また考えてしまう
また悩んでしまう