笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
わたしはキッチンで
後片付けをする

時間がゆっくり
流れているような
気がした

着替えを済ませて
髪を整えた

先生はわたしの
行動をじぃーっと
見ていた

『先生、さっきから
何見てるの?
恥ずかしいじゃん』

『夏海が可愛くて』

わたしは吹き出した

先生の可愛さが
おかしくて
たまらなかった

『笑うなよ』

『ごめん、ごめん。
先生大好き』

わたしは先生に
抱きついた

『俺も大好き』

キスをした

こんな時間が来る事を
想像出来なかった

大好きな先生

今はわたしの事を
好きでいてくれる先生

嘘じゃないよね?

信じてるよ
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