笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
家に帰って、先生に
電話をかけた

みどりの事を言うと
先生は黙った

しばらく沈黙した後

『ついててあげなくて
大丈夫だったのか?』

と口を開いた先生

『みどり
大丈夫だよって
嘘ついてた』

わたしは泣いていた

自然に涙が出ていた

『今から出れる?』

先生の言葉に、ただ
【うん】と言った
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