笑顔の向こう側
~先生とわたしの軌跡~
先生はすぐに来てくれた
近くの展望台まで
車を走らせた
綺麗な夜景が、今日は
悲しく見えた
『みどりは今頃
泣いてるのかな』
わたしはまた泣けてきた
『友達の為に泣ける
夏海はすごいよ』
わたしの肩を
引き寄せてくれた
わたしは先生の胸に
顔をうずめて泣いた
『その別れがまた
牧野を大きくするんだ。牧野には、夏海が
ついてるからな。
大丈夫だよ』
先生の言葉が優しくて
嬉しかった
『牧野が立ち直る為には夏海や相沢が
必要だからな。ちゃんと支えてやるんだぞ』
『うん』
ありがとう、先生
夜景を背に一度だけ
キスをした
ほんの15分
先生と一緒にいた
『俺が泣かせた
わけじゃないのに
夏海が泣いてると
傍に居なきゃって
思ってしまうんだ。
ごめんな、呼び出して』
『そんな事ないよ。
先生ありがとう』
家まで送ってくれた先生
わたしは、また
先生の車が
見えなくなるまで
立ち尽くしていた
近くの展望台まで
車を走らせた
綺麗な夜景が、今日は
悲しく見えた
『みどりは今頃
泣いてるのかな』
わたしはまた泣けてきた
『友達の為に泣ける
夏海はすごいよ』
わたしの肩を
引き寄せてくれた
わたしは先生の胸に
顔をうずめて泣いた
『その別れがまた
牧野を大きくするんだ。牧野には、夏海が
ついてるからな。
大丈夫だよ』
先生の言葉が優しくて
嬉しかった
『牧野が立ち直る為には夏海や相沢が
必要だからな。ちゃんと支えてやるんだぞ』
『うん』
ありがとう、先生
夜景を背に一度だけ
キスをした
ほんの15分
先生と一緒にいた
『俺が泣かせた
わけじゃないのに
夏海が泣いてると
傍に居なきゃって
思ってしまうんだ。
ごめんな、呼び出して』
『そんな事ないよ。
先生ありがとう』
家まで送ってくれた先生
わたしは、また
先生の車が
見えなくなるまで
立ち尽くしていた