笑顔の向こう側
~先生とわたしの軌跡~
『でも俺たち
頑張るって決めたんだ。牧野と相沢にはしっかり夏海を守って欲しい。
きっと夏海は我慢
ばかりするから。
だから、夏海の力に
なってやってくれ』
先生はみどりと凌に
頭を下げた
『先生、頭あげてよ。
あたしたち…』
『ふざけんなよ』
みどりの言葉を
さえぎったのは凌だった
『何言ってんの!凌』
みどりは凌の顔を見て
怒っていた
『だってさ
寂しくさせないのが
先生の役割
じゃねぇのかよ。
俺たちに頼むって
どういう事だよ。一番
夏海を守らなきゃ
いけないのは
先生じゃねぇのか?
俺たちはその
サポートなら
いくらでもするよ。
でも、最初から
情けねぇ事
言うんじゃねぇよ』
みどりは何も
言えなかった
わたしも何も
言えなかった
凌は真っ直ぐ先生の目を見ていた
頑張るって決めたんだ。牧野と相沢にはしっかり夏海を守って欲しい。
きっと夏海は我慢
ばかりするから。
だから、夏海の力に
なってやってくれ』
先生はみどりと凌に
頭を下げた
『先生、頭あげてよ。
あたしたち…』
『ふざけんなよ』
みどりの言葉を
さえぎったのは凌だった
『何言ってんの!凌』
みどりは凌の顔を見て
怒っていた
『だってさ
寂しくさせないのが
先生の役割
じゃねぇのかよ。
俺たちに頼むって
どういう事だよ。一番
夏海を守らなきゃ
いけないのは
先生じゃねぇのか?
俺たちはその
サポートなら
いくらでもするよ。
でも、最初から
情けねぇ事
言うんじゃねぇよ』
みどりは何も
言えなかった
わたしも何も
言えなかった
凌は真っ直ぐ先生の目を見ていた