笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
『そうだ!今日は夏海
先生のとこに泊まって
いけばいいじゃん!
うちに泊まる事に
してもいいからさ』

みどりが言った

『でも…』

ためらっているわたしに

『こんな機会
めったにないんだろ?
傍に居る時くらい
一緒に居れば
いいんじゃねぇの?』

と凌が促した

でも、そんなのを
先生が許すはずがない

こういう時はきっと
教師の先生に戻るんだ

『どうする?夏海』

おいおい

そこは教師として
ダメって
言うもんじゃないの?

先生の意外さに
言葉を失った

でも嬉しかったんだ
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