笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
夏海を抱くたびに
どんどん好きに
なっていく

夏海の綺麗な体が
俺の神経を狂わせる

繊細で色白なその体を
抱くたびに、俺だけの
夏海でいてくれと願う

俺はわがまま
なんだろうか?

夏海とデートしていた時

子供が蹴ったボールが
俺たちの前に
転がってきた

俺はあの時、いつか
夏海と子供と一緒に
ボールを蹴って遊びたいと思った

そんな事、恥ずかしくて言えないから、とっさに会話をそらしたけど

いつかそんな日が
来る事を俺は秘かに
願っているんだ

2人で埋めた、イルカに願いをかけた

ずっと夏海と一緒に
居させてくださいって

夏海が俺から離れて
いきませんようにって
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