笑顔の向こう側
~先生とわたしの軌跡~
『何か方法は
ないのかな』
『しまっちが陸上部に
入らないかって。
そう言うって事は
しまっちにも
どうにも出来ない
って事だと思うし』
先生は黙った
でも、凌の黙り方とは
違う感じ
何て言ったらいいのか
わからないのではなく
どうすればいいのか
考えている感じだった
でも、どうにもならない
そんなのはわかっていた
『先生、考えたって
どうにもならない
問題だし
諦めるしかないんだよ。バスケはやりたいけど
バスケやってたら
先生に会いに
行けないしね』
わたしは無理やり笑った
でも、先生に会いに
行けなくなるのは
本当に嫌だった
なのに、先生は
笑わなかった
『夏海に会える時間が
少なくなるのは
辛いけど、それよりも
好きなバスケを
続けさせてやりたいって
考えてしまうよ。俺
夏海がバスケットボール追いかけてる姿が
好きだったんだ』
まだ先生は考えている
様子だった
ないのかな』
『しまっちが陸上部に
入らないかって。
そう言うって事は
しまっちにも
どうにも出来ない
って事だと思うし』
先生は黙った
でも、凌の黙り方とは
違う感じ
何て言ったらいいのか
わからないのではなく
どうすればいいのか
考えている感じだった
でも、どうにもならない
そんなのはわかっていた
『先生、考えたって
どうにもならない
問題だし
諦めるしかないんだよ。バスケはやりたいけど
バスケやってたら
先生に会いに
行けないしね』
わたしは無理やり笑った
でも、先生に会いに
行けなくなるのは
本当に嫌だった
なのに、先生は
笑わなかった
『夏海に会える時間が
少なくなるのは
辛いけど、それよりも
好きなバスケを
続けさせてやりたいって
考えてしまうよ。俺
夏海がバスケットボール追いかけてる姿が
好きだったんだ』
まだ先生は考えている
様子だった