笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
キャプテンという名の
責任とプレッシャー

惜しい結果だったけど
ようやく解放された気分

わたしも凌も、2人で
声をあげて泣いていた

想像以上にキャプテンは大きなプレッシャーだ

わたしも凌も泣いた事で気持ちが楽になった

先生は、わたしたちの
頭をなでながら

『よく頑張ったな』

と言ってくれた

ありがとう先生

わたしたちを
誉めてくれて

きっと凌も同じ事を
思っているはず

やっぱり先生は優しいね

きっとわたしと凌が
すごい責任と
プレッシャーに
押しつぶされそうな事を知ってて楽にさせようとしてくれたんだね

先生は
見抜いていてくれてた

だけど、その優しさが
またわたしを苦しめる事までは見抜けなかった?

また胸が痛むんだ

そこにも気付いて
欲しいよ

先生…
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