笑顔の向こう側 ~先生とわたしの軌跡~
『あたしも、早く
彼氏みつけなきゃなぁ』

みどりが言った

『牧野、彼氏
居ないのか?
こんな可愛い子を
放っておくなんて
世の中の男どもは…』

『しまっちも
そう思うでしょ?』

『自分で言うなって』

みどりとしまっちの
ボケとツッコミに
大笑いした

『明日、見学に
行くって連絡
入れといたから
とりあえず今日家族に
ちゃんと話して
みるんだぞ』

『はーい』

わたしとみどりは
声を合わせた

教官室を出た
わたしたちは
バスケが出来る喜びに
満ちていた

この事は、すぐに
凌にも報告した

凌は、とても
喜んでくれた

活躍の場が違っても
また同じ話題で会話が
出来ると喜んでくれた
< 258 / 383 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop