笑顔の向こう側
~先生とわたしの軌跡~
みどりも凌も必死に
止めてくれた
だけど、わたしは
やめなかった
電話が鳴ると、すぐに
会いに行っていた
『夏海の笑顔が悲しい』
とみどりと凌に言われた
わたしたちはそれ以来
たまり場に行く事は
なかった
それでも、関係を
続けていた
わたしと雅紀さん
だけど連絡が
来なくなった
待っても待っても
来なかった
わたしは初めて自分から
連絡をした
『会いたい』
と泣きながら
『もう俺に
関わるんじゃないよ』
と雅紀さんは言った
『大事な夏海
だからこそ』
と付け加えた
意味がわからなかった
大事なのに
関わるななんて
だけど、雅紀さんの
家に会いに行く
勇気はなかった
止めてくれた
だけど、わたしは
やめなかった
電話が鳴ると、すぐに
会いに行っていた
『夏海の笑顔が悲しい』
とみどりと凌に言われた
わたしたちはそれ以来
たまり場に行く事は
なかった
それでも、関係を
続けていた
わたしと雅紀さん
だけど連絡が
来なくなった
待っても待っても
来なかった
わたしは初めて自分から
連絡をした
『会いたい』
と泣きながら
『もう俺に
関わるんじゃないよ』
と雅紀さんは言った
『大事な夏海
だからこそ』
と付け加えた
意味がわからなかった
大事なのに
関わるななんて
だけど、雅紀さんの
家に会いに行く
勇気はなかった