笑顔の向こう側
~先生とわたしの軌跡~
店を出た先生は
ニコッと笑って
『そのかわり、俺に
付き合って』
と言って
車に乗り込んだ
何?
意味がわかんないよ
何の行動も出来ないで
いるわたしに先生は
助手席の窓を開けて
『早く乗って』
って言ったんだ
わたしは
夢を見ているかのような感覚に襲われていた
ドキドキを抑えながら
助手席に乗り込んだ
タバコの匂いと
芳香剤の匂いが
混ざっている車内
『ちょっと気合い
入れて徹夜したから
息抜きに海でも
見ながら、俺の味覚を
確かめてみてよ』
そう言って、先生は
車を走らせた
窓から見える景色は
あまり覚えていない
胸はドキドキで
いっぱいだった
運転してる先生も
かっこいい
わたしたちはテストの
話をしていた
そんな話題
どうでもよくて
今のこの状況が
夢じゃない事を祈った
30分ほど走って
海に着いた
時計はもうすぐ5時
海はおだやかで
とても綺麗だった
車を停めた先生は
『あー、腹減った』
と言って
サンドイッチを
取り出した
わたしもサンドイッチを取り出す
同時に缶コーヒーの
蓋を開けた
ニコッと笑って
『そのかわり、俺に
付き合って』
と言って
車に乗り込んだ
何?
意味がわかんないよ
何の行動も出来ないで
いるわたしに先生は
助手席の窓を開けて
『早く乗って』
って言ったんだ
わたしは
夢を見ているかのような感覚に襲われていた
ドキドキを抑えながら
助手席に乗り込んだ
タバコの匂いと
芳香剤の匂いが
混ざっている車内
『ちょっと気合い
入れて徹夜したから
息抜きに海でも
見ながら、俺の味覚を
確かめてみてよ』
そう言って、先生は
車を走らせた
窓から見える景色は
あまり覚えていない
胸はドキドキで
いっぱいだった
運転してる先生も
かっこいい
わたしたちはテストの
話をしていた
そんな話題
どうでもよくて
今のこの状況が
夢じゃない事を祈った
30分ほど走って
海に着いた
時計はもうすぐ5時
海はおだやかで
とても綺麗だった
車を停めた先生は
『あー、腹減った』
と言って
サンドイッチを
取り出した
わたしもサンドイッチを取り出す
同時に缶コーヒーの
蓋を開けた