あくしゅ。
辺りはすっかり暗くなり、

ジェイクと里美は

夜景を見に晴海ふ頭へと着ていた。


静かな海。


レインボーブリッジ。


その向こうには

さっきまでいたお台場。


綺麗にライトアップされ、

それが海に反射していて

とても美しい。


「綺麗……」


初めて見る素敵な夜景に

里美は感動していた。


「サトミサン」


「はい」


夜景を見ながら

ジェイクは静かに語り始めた。


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