あくしゅ。
「サトミサン ニ デアエテ、

 ホントウニ ヨカッタ。

 ハジメテ ミタトキ、

 スキニ ナリマシタ」


それって、一目惚れ……?


初めて知る真実に里美の鼓動は早まる。


「サトミサン ト

 イッショニ イタクテ、

 メモ ワタシマシタ」


「……もしかしたら

 貰えなかったかもしれなかった……?」


「ハイ。 クジ ヲ

 ヒイタカラ イマ ガ アル」


里美は様々な偶然が重なって、

ジェイクとの関係がある事を

改めて重く受け止めた。


そして偶然を引き寄せてくれた

神様に感謝した。


< 121 / 147 >

この作品をシェア

pagetop