あくしゅ。
ドキンドキンドキン


里美の鼓動が早まる。


初めて手にした会報。


ジェイクの情報が沢山書かれているはず。


小刻みに震える手で封書を開き、

里美はゆっくりと会報を見つめた。


「うわ…」


里美の中は瞬く間に

ジェイクで満たされていった。


日本では決して流れない情報や

写真が溢れている。


里美は全てを忘れて会報に没頭した。


「あれ、これって……」


会報の最後のページ。


とんでもなく驚きの情報が

そこには書かれていた。


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