あくしゅ。
『アー。

 プレゼント アリガト』


「あ、あのバッグ!」


『ハイ。ウレシカタ デス』


ジェイクから直接バッグのお礼を言われ、

里美は胸がいっぱいになった。


「私も気に入ってもらえて

 嬉しいです!」


『ウン』


2人の間に

とても暖かな空気が流れていた。


里美はその温もりに浸っていた。


『アー、サトミサン』


ジェイクに呼びかけられ

ドキンとした。



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