初恋-はつこい-
思いがけず圭輔と会話が出来て、

真由の心は舞い上がっていた。


香坂君からノート受け取っちゃった……


真由はそのノートから

圭輔のぬくもりを感じられる気がして、

ゆっくりと優しくノートに触れた。


そしてさっきの圭輔の走る姿を思い出し、

真由はすっかり圭輔色に染まっていた。


< 109 / 485 >

この作品をシェア

pagetop