初恋-はつこい-
圭輔はゆっくりと

立ち上がると、

「そろそろ帰るよ。

 あんまり長いと

 他のヤツに悪いし」

と言った。


真由はこくんと頷きながら、

「来てくれて、

 ありがとう」

とお礼を言うと

圭輔は微笑み、

真由の部屋を後にした。


< 314 / 485 >

この作品をシェア

pagetop