詩集
-*-涙のわけ-*-
ふと流した涙に
君は何を込めただろう

無意識にこぼれた雫に
君は何を隠したのだろう

思い描く世界と現実は
いつも遠くかけ離れている

世の中の本当を知った君は
もう何年も笑っていないね

すべてが汚いと決めつけ
その現実から逃げても
ただ虚しくなるだけなのに

いつか笑う日は訪れるのかな
昔の君は戻ってくるのかな

期待してみるよ
その涙を信じてさ
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