Sweet Life
「菜摘」
「……」
「大丈夫か?」
「…私」
どうしたんだろう?
「イッったんだよ」
「…イッた?」
「あぁ」
樹は優しい目で私を
「お前…感じやすいな」
「な、何を!」
そんな恥ずかしいことをよく言えるわね。
「ククク…真っ赤」
「知らない」
プイッと顔を背けた。
「菜摘」
「……」
「菜摘って」
な、何なのよ。「菜摘、菜摘」って…
「また終わりじゃないんだけど」
「えっ?」
今の一言に顔を上げて
樹がニヤリッと
「ん、お前はイッたか知んないけど俺は…」
私の手を掴み樹の中心へ
「えっ?あ」
慌てて手を退けようとするんだけど…
「触って」
「……」
「この間みたいに」
「た、たつき…」
「菜摘…」
怖々触れ…
それは…大きく熱く脈打って…
「ァ…ァン」
樹の指がまた…
「菜摘…気持ちいいか?」
体がもぞもぞとくすぐったいような…へんな感じ
「菜摘…手を動かして」
えっ?
言われた通りに…そっと…
「気持ちいいよ、菜摘」
「た、樹…」
樹の指の動きが激しく…
「菜摘…力を抜けよ」
私に覆い被さり…
一気に私の中へ
「ん…ゥ~ゥゥン~」