Sweet Life



「…ハァ…ゥ~ゥゥン」


樹が胸の頂を…


「た、たつき…嫌だったら」


「何で?気持ちよくないか?」


「逆上せるから」


「じゃあベッドに戻ろうか?」


「……」


へっ?


ベ、ベッドって


朝から何てことを言うんですか?


「嫌だから」


「ん?ベッドが嫌か?じゃあ此処で」


「た、樹 な、何を言ってんのよ!此処でもベッドでもしないの!」


「ん?」


あっ!慌てて手で口を覆う。


「ククク…ハハハ…」


笑わないでよ、こっちは真剣なんだから。


「すんの嫌か?」


「だ、だって」


「ん?」


「体が」


「体?」


「…ダルい…です」


あ~恥ずかしい。


手で顔を隠す。


「ククク…そ、そりゃ悪かったな。確かに夕べはちょっと」


ちょっとどころじゃないわよ。


「腰…大丈夫か?」


優しく擦ってくれる。


「ゆっくり浸かれ。温めたほうがいいからな」


「……」


樹と並んでゆっくりと


「た、樹」


「ん?」


「あ、あのですね」


「ん?」


恥ずかしいけど今ちゃんと言っとこ。


「そ、そのですね」


「だから何?」


「その…そういうことすんのは」


「sexのことか?」


「な、なん!」


何でそのものズバリいうのよ、恥ずかしいじゃない。


「だからsexがどうした?」


「だからsexする時は一回だけにして下さい!!」


あっ!


私…今sexって


「キャ~樹の馬鹿」



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