Sweet Life



「ククク…ハハハ…」


そ、そんなに笑わないでよ。


「樹ったら」


「ククク…sexは嫌か?」


だから、そんなにはっきりと言われるとですね、私としても


「ん?菜摘」


「あ、あの…」


「ん?」


そう言いながらも樹は何気無く胸を触ってるんですけど。


本当にスケベだ。


その手を押さえ


「私はまだですね」


「ん」


私の手を退かせ、また胸に


「だから気が散るから触らないでって」


「ククク…わ、分かった分かった」


大爆笑してるし。


もう本当に嫌な性格だ。


「じゃあ、さっさと話せ」


「だからぁ、私は殆ど経験ないから…その何回も無理です!」


「……」


あ~もう!


顔、真っ赤だよ。


「う~ん、そうだな。お前は殆ど未経験状態だからな」


「う、うん」


「よし分かった」


分かってくれましたか?



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