Sweet Life
「よし、勉強しような」
「へっ?」
べ、勉強って何の?
「ん、数学と同じで勉強すれば」
「勉強?数学と一緒って!た、たつき、マジで言ってる?」
「当たり前だ」
あ~また悪魔の微笑みだ。
「何でも慣れだな」
「樹」
「ん?」
「目眩がしてきた」
何かチカチカしてきた。
「大丈夫か?」
「う、うん。私、先に上がるね」
立ち上がったら…本当にふらっと。
「危ない」
樹が抱き止めてくれてそのまま部屋に連れて行かれてベッドに寝かされた。
水を飲ませてくれ
「大丈夫か?」
「うん。暫く休んだら大丈夫だと思うから。樹、なんだったら先にご飯食べて」
もうすぐ8時
朝御飯が運ばれて来る時間だ。
「そんなこと気にせずに寝ろ」
「う、うん…樹」
「ん?」
「そ、傍にいて」
「あぁ」
額にそっとキスを…