Sweet Life



キスは深く…激しく…


あ、またふわふわしてきた。


体重が樹に預けるように…樹もろともベッドに倒れた。


唇は合わさったまま体勢が…


唇が離れ樹が私を見下ろしている。


「いいか?」


「……」


「菜摘?」


もう、何でそんなことを聞くのよ。


「い、意地悪」


「ん?何が意地悪?」


片方の口角を上げてニヤッと。


「た、たつきの馬鹿」


「フッ そんな顔すんな」


私…たぶん半泣き



「た、たつき、キスして」


樹の頭を引き寄せ唇を…


――





「ハ、ハァ~」


抑えても声が零れる。


耳元で


「我慢しないで…声出して…な」


「ヒ、ヒャッ」


樹が耳を舐めた。


指はいつの間にかパジャマのボタンを外し…


胸の頂を指で挟んで…


「ハァ~ァァァ~」


もう片方の胸は樹の口に…


体がふわふわして…むず痒くて…じっとしていられない。


「ハ、ハァ~た、たつき~」


パジャマのズボンと下着を一気に脱がせ


「たつき、たつきも」


私一人だけ裸は嫌だ。


「ん。菜摘」


「……」


「脱がせて」


「えっ?」


「菜摘が…脱がせて」




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