Sweet Life
朝御飯を済ませ一旦部屋へ
今日は両方の親とロンドン観光に
何処に行くのかはお父さんに任せてあるんだけど
一応私のリクエストを行ったらそんなに一日で回れないと却下されてしまった。
「お前、その恰好で行くのか?」
「えっ?」
私が着てるのはカットソーと短パン
「おかしいかな?」
「いや おかしくはないけど…下手したら中学生か小学生に間違えられんぞ」
「えっ?」
中学生か小学生…
さすがにそれは困る。
「着替えます」
「その方がいいな」
樹が頷いてる。
いつも何も言わない樹が言うんだからよっぽど子どもぽいのよね。
「あ~」
「どうした?」
いきなり奇声を上げたから驚いてる。
「お義父さん達…子どもって思わなかったかな?樹に相応しくないって」
「ば~か。そんなこと思うわけねえだろ」
「ホント?」
「あぁ。お前は俺が選んだ女だから。祖父さん達のお気に入りの嫁さんなんだから。親父達も喜んでる」
「ホントに?」
「…お前しつこいな。俺の言うこと信じらんないのか」
うっ!
こ、怖い!!
「し、信じてます」
「ん。なら早く着替えろ」
額にキスしてくれた。