Sweet Life
2時間半のクルージングを終えてホテルに戻る。
部屋に入るなり
「ウッ!~ゥン」
いきなり抱きしめられ唇を奪われ…
それはまるで噛みつくように激しく…
私も熱にうなされたように樹の頭を引き寄せ…キスをねだる。
――
―
唇が離れ
「菜摘…いい?」
「……」
「な」
言いながらも後ろのファスナーを下ろしワンピースを脱がす。
「た、樹」
「ん?」
「樹…お風呂」
「後から」
「いや!」
「…どうしても?」
「うん」
「はぁ~仕方ねえな。その代わり一緒に入る」
「……」
「菜摘?」
「う、うん」
ワンピースの下のキャミソールとブラに手を掛けるのを抑え
「樹も…脱いで」
私の言葉に驚いたように目を大きくして
「脱がせて」
「樹」
「菜摘」
耳元で
「な」
催眠術に掛けられたみたいに上着を脱がせネクタイを外してワイシャツのボタンを…
肩から滑り落として
「キ、キャッ!」
抱き上げられバスルームへ
全て脱がされ、樹も全て脱ぎ中へ