Sweet Life



バスタブにお湯を張りながらシャワーを私にかける。


「洗ってやる」


「う、うん」


「へぇ~いいのか?珍しい」


いつもは絶対に『いや』って言い張るから。


で、でも今日は…


ボディーソープをスポンジに垂らし洗っていく。


「ち、ちょっと!む、胸ばかり洗わないでよ」


「触ってほしそうに主張してるから」


ニヤッと笑いスポンジを胸の先に押しつける。


「アッ!」


声が…


「色っぽい声出して」


「樹のせいでしょう」


シャワーで泡を流し


「次はお前が洗って」


スポンジを渡され


「菜摘」


スポンジにボディーソープを垂らして背中を洗い始める。


そして


樹が向きを返え


「前も」


「た、樹」


また耳元で


「洗って」


胸にスポンジを添え洗って…


胸からお臍…


その下は…


躊躇ってると


「クッククク…もういいよ。顔と髪を洗え」


スポンジを取り上げられ


「うん」




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