Sweet Life



「だから俺が欲求不満で暴挙にでないように昨日の晩にいちゃついとけばよかったわけだ」


「……」


何か変な理屈だと思うのは私だけでしょうか?


「それを拒否されて俺はズタズタなわけよ」


「だ、だって」


絶対にマーク付けるのは目に見えてるもん。


「だからキスくらいはいいだろ」


「へっ?」


コーヒーを一気に流し込み…椅子から立って…


「ゥッ!」


抱きしめられて…唇を奪われた。


無理矢理に唇を割って…舌を絡める。


――





「…ゥ~ン」


立っていられない。

頭がぼぉ~となる。

――





唇が離れ


ハァハァハァ


世界が回るような気がして樹にすがりついた。




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