Sweet Life
あ~やっぱり家はいいわ。
ソファーに雪崩れ込み暫しの休息
知らず知らず…夢の世界に引きずられていった。
――
―
「…摘、菜摘って」
う、う~ん だ、誰よ?
私は眠いんだから。
「起きろって」
体を揺さぶられて
「う~ん…あ、た、たつき?」
「そう樹さんだ。寝るならちゃんと着替えてからにしろ。制服がしわくちゃになるぞ」
あ、そうだ。
慌てて起き上がり
「樹、おかえりなさい」
「ただいま。お前…帰って来てそのまま寝てたのか?」
「あ~う、うん。どうもそうみたい」
「そうみたいって」
あっ!
「着替えてくるね」
カバンを持って部屋に入りTシャツと半パンに着替えて
そうだ、晩御飯…
部屋から出て
あれ、樹は?