Sweet Life



「た、たつき~また…」


静かな部屋に私の声が大きく響くような気がして


「菜摘…溢れてくる」


樹が激しく指を…


また快感の波が押し寄せて…


樹自身も張り詰めて


「樹~も、もうお願い」


「ん?」


「お願いだから…」


「何が『お願い』?」


いつも私に言わそうとする。


「た、樹が欲しい」


「フッ よく言えました」


何でこんなに余裕があるのよ?


こっちは切羽詰まってんのに


なんてちらっと頭の隅で思ってたら


「アッ…アァァァ~たつき~」


樹が一気に。






< 460 / 538 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop