Sweet Life



「これからあの二人何処へ行ったんだろう?」


「そりゃ決まってんじゃん。あんなにイチャイチャしてたら行く所ってどっちか の家かホテルだろ」


ホテル?


ま、まさか!


そ、そんなのあるわけない。


「さ、俺達も遅くなったから帰ろうか? それとも鬼達のようにホテルに行く か?」


川崎君がおちゃらけて


「ば~か!」


「ほら馬鹿はほっといて帰ろ」


「うん帰ろ帰ろ。もう10時前だよ」


もうそんな時間になってるんだ。


なのに一回もメールも電話もない。


やっぱり武田先生と一緒だから?


私にたまにはゆっくり遊んで来いって言ったのはそういうわけなの?


「菜摘、帰るよ」


あ、


「うん」


みんなと駅に向かって歩き出した。





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