Sweet Life



「うぅぅぅ…うわぁ~」


堰が外れたように大泣き。


「たつき~たつき~うわぁ~」


「ん、ん、いい子だいい子だ」


――





泣き止むまでずっと優しく囁き続けてくれていた。


後から考えたら「いい子だ」って子ども 扱いだったけど…


でも樹の胸は温かくて樹の腕の中が私の居場所なんだって改めて思ったり。



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