Sweet Life



―――


――





「……」


「気がついたか?」


「えっ?」


「お前…イッたんだよ」


「えっ?」


イッたって…


私が怪訝な顔をしたのか


チュッ!


唇に軽くキスをして


「感じすぎて意識を飛ばしたんだよ」


感じすぎて意識を


……





あっ!


そう言えば何か気持ちよくなって…身体中が熱くて…ワケが分からなくなって…頭が真っ白に。


あ、あれが『イク』ってことなの?


樹の顔を見ると


ニヤリと笑って


「そんなに気持ちよかったか?」


「ば、馬鹿」


樹の胸に顔を埋めた。


――






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