Sweet Life



「ん~ちょっと痛いかも知んないな」


「……」


「どういうことか分かるだろ」


「う、うん」


真っ赤になりながらも頷く。


無意識に煽ってんだろ。


「菜摘」


「は、はい」


顔を上げ…でも手は無意識に俺を


はぁ~


完全にヤバい。


「力抜いてな」


「う、うん」


不安で怖いんだろうけど健気に堪えている。


て…何か俺悪いことをするみたいじゃないか。


キスを何回も繰り返し


そっと胸に触れ…


意識を胸に集めて



――





「あっ!」


気づいたのか腰を引こうと


激しく唇を奪い一気に


「あっ!…ぃやっ!いや~」


体が上へ上へと


「菜摘、大丈夫だから。力を抜け。な」


「た、た…つ…きぃ」


俺の背中に手を回し


い、痛っ!


無意識に爪を立ててる。


「菜摘…もう少しだから」


「…た…つき…」


涙を流しながら必死に耐えている。


「ん」


唇に啄むようにキスをして


――





や、やっと…



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