てがみ~未来への約束~
戸惑う私を楽しむように、
羽村さんはにっこりと笑って
私の手をがっしりと掴んだ。
「俺の一番大事な“荷物”。
本当に大阪に連れていくよ」
「!!!」
さっきの「連れて行っちゃいたい」
ていう言葉、
てっきり冗談だと思ってた。
でもそれは、違うってこと?
冗談じゃない、の?
がっしり握りしめた手を、
羽村さんは引き寄せようとする。
羽村さんの目は、
さっきとは違って真剣なものだった。
羽村さんはにっこりと笑って
私の手をがっしりと掴んだ。
「俺の一番大事な“荷物”。
本当に大阪に連れていくよ」
「!!!」
さっきの「連れて行っちゃいたい」
ていう言葉、
てっきり冗談だと思ってた。
でもそれは、違うってこと?
冗談じゃない、の?
がっしり握りしめた手を、
羽村さんは引き寄せようとする。
羽村さんの目は、
さっきとは違って真剣なものだった。