てがみ~未来への約束~
こんな時間に一体誰だろう。


まさか、

「羽村さん……?」

じゃないよね。


ホームで待つのも耐えられなくて、

家まで迎えに来たとか。


あの羽村さんなら

やりかねない気がする。


少し様子をみようと、

時間を置いてみる。


するともう一度、

インターホンが部屋に響く。


その直後、

ドアの向こうから声が聞こえてきた。


「つぐみ、いるんだろ?」








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